竹南駅で「母は来ました~」ど演歌(岸壁の母)を聞く
爆音カラオケ演奏、ハワイアンギター風
街には各々、顔がある。
旅に出るということは、街に出会うことでもある。
新しい人と出会うことでもあるが、街そのものに出会うために旅をしているのかもしれない。
竹南駅では不思議な光景、音楽を耳にする。
駅前の広場の端で、爆音エレクトーン(ハワイアンギター風)が鳴っている。おじちゃんが、中国語の歌を歌いながら、演奏をしている。かなり上手。時間は16時、かなりの爆音、駅のローターリー広場全体に響き渡っている。
と、次の曲が、いきなり「母はきましーた、今日も来た~」と始まった、少しイントネーションがおかしいが間違いなく
別に私はリクエストしたわけでもなければ、誰かが話しかけたわけではない。この南国で、この歌、ミスマッチだが不思議な雰囲気。
毎日、歌っているのかなぁなどと思いながら、駅前散策。
私は、特段、演歌好きでもない。当然、ホームシックになるわけもなく、また、久しぶりに聞いた日本語でもないので、気持ちが入るわけでもない。
駅の写真を撮りながら、拝聴させていただいた。
おじさんのおかげで、なんとなくこの街が好きになった。
駅前はローターリーというか小さな、バスターミナルになっていて、色々な地方に長距離バスが出ているようだ。この写真の左の端っこに小さくカラオケおじさんが映っている
この旅に出る前に台湾では、自転車を電車に乗せることができる、と聞いていた。自転車を優遇しているのはこの写真からもわかる。
15M先のエレベーターに自転車のせていいよのサインですね。
ホテルの前の通りは、夕方から夜市の用意が始まる。いつものことだが、活気もあり、眺めているだけでも楽しい。
泊まったのは5階、窓からも、この通りが見えた。ただ、このホテル、本当にかなり古く、50年くらいたっているのではないかという印象。地震が来なければいいが、震度5程度でも、崩れそうな気がしていた。
台湾にはあまりクリーニングの習慣がないのかもしれない。コインランドリーを結構な頻度で見かけた。
大容量のドラム洗濯機が並んでいた。
今日の晩御飯は夜市屋台でと思い、うろうろしていると、かなりお客さんが入っている食堂発見、ここで定番ルーローハン、水餃子をいただくことにした。
完全に地元の定食屋という感じで、2、300円程度だったと思う。
メニューを見てもわからない事も多いので外の看板(文字)を写真にとって、これが欲しいと訴える。これなら通じなくても何とかなる。
やはりこちらでは、焼き餃子ではなく水餃子が普通のようだ。
そんなこんなで夜は更けていく。
今日の反省につづく
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