環島、5日目の反省
台湾1周(台中ー嘉義)5日目の振り返り
これまで、台北を出発してから嘉義までの行程の中で、最も距離を稼いだ一日になった。
1日100キロは初体験だったが、登りのない平坦な道、広い道路、自転車バイク優先の車線を走り続けた。
といっても、昨日は台中でしっかり休んで体力を温存したし、おじさんには大変かもしれないが、一般チャリダー的には、ロードバイクで100Kmというのはさほどの距離ではないのかもしれない。
しかし、この暑さはこたえる。走ることよりも、休むことがいかに大事かがわかった気がした。
部屋に帰って、明日からの事を考えてみた。
台湾の8,9月の天候
テレビの天気予報では、明日、昼から雨の予報。
1、2日だけの雨なら特に問題ない。
しかし、台湾南部全体が今後毎日(滞在する5日間)雨の予報だ。
台湾での、この時期(8,9月)の雨は、熱帯の雨とは少し違うことは体感的に、既にわかってきた。
熱帯の雨(いわゆるスコール)は、台風、低気圧の生まれる地域での雨だ。スコールはすぐに止むことが多い。
台湾の雨は、これとは違い、長い前線を伴うような、長雨をもたらすこともあるし、毎日かなりの降雨があるものもある。
台湾の高い山に、海から来る湿った空気がぶつかり続け、長雨になることもある。
いつものように少し脱線するが、台湾でも「お天気お姉さん」は存在する。
環島では、天気は非常に重要なファクターなので毎日100CH以上入るテレビを見ながら、明日の天気をいろいろな番組でチェックしていた。
決して、かわいいお天気お姉さんがいないかチェックするのが日課になっていた訳ではない。
まあとにかく、ずっと
雨
が続くらしい。
今後の台湾旅行計画
明日からの計画を考えてみた。
- 自転車を置いて阿里山へ行く計画も立てかけたが、雨、霧の中で何も見えない所に行っても意味がなさそうなのでやめにした。
- 無理をしない環島といっても、台湾第二の街、高雄までは行きたいとぼんやり思っていた。
- ここにきて残り5日間、環島達成は絶対に無理だということは、はっきりしている。1周して台北に帰れないとなると、どのような方法で、台北に戻るかということを考えておかなければならない。
この日、台北に戻るにはこの2つの方法があると考えていた。
一つは、まだ、5日も滞在期間があるので、ここから折り返し、自転車で台北に戻ること。
もう一つは、訪台前に調べた、電車に自転車をそのまま(ばらして輪行せずに)乗せて運ぶこと。
いろいろ面倒な作法がありそうだが、電車に乗せられるならそれが正解かもしれない。
写真は嘉義駅地下道。人が全然通っていない。少しひんやり。
嘉義駅にこんな写真もあった。どうやら、古い刑務所らしい。何でもかんでも日本統治時代の建造物を保存してくれている台湾の人。
これもどうやら日本人が作った(作らせた)ものらしい。今は観光地になっている。
台湾のアルカトラスかもね。
斜めの廊下は監視所から放射状に見渡せるようになっている。
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