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今後の天気と台北への帰路
朝起きると、霧雨が降っている。
「霧雨」なので、台北に戻るか?高雄に留まるか一瞬迷った。
ニュースをつけると、お天気お姉さんがワシャワサ話している。
今日も豪雨の予報、そして明日も。で心は決まった。バスで、台北に帰ろう。
着替えを済まして、世紀旅店(CenturyHotel)のフロントに、お礼を言って、チェックアウト。
今回のホテルではスタッフの方にも随分世話になった。
実は自転車の旅の間、このホテルだけ、自転車を室内に入れることを拒まれた。
それで、盗まれたりするのが嫌だから中に入れてと言ったら、フロントからカメラで24時間監視しているから大丈夫と言われたのだ。
少し不安だったが、雨脚が強くなったら奥の濡れないところに移動してくれていたり、以外と気を使ってくれていた。
ホテルの「呉」さんには、おいしい店にも連れて行ってもらった。
感慨深いものもある、この街での3日間の思い出を胸に、高雄駅(台北)に向かう。
駅に着いたら、少し雨足が強くなってきた。
駅前の交差点についたが、
台北行のバスターミナルはどっちだ???
駅前のバスローターリーの表示では、あまり馴染みのない行先が表示されている。ということは、ホントの地元近隣行きのバスということだ。
駅前大通りを行き交うバスには台中行とかのバスも走っていた。自転車で、それを追っかけて行ってみると
おおっと、ネットで、見たことがある。旧高雄駅だ。ここにあったんだ。
実は、この写真フェンスの間から撮りました。
旧高雄駅は解体か、移設かそれとも観光施設にするのかわかりませんが、これから工事に入る感じでした。ほぼ全面をフェンスで囲まれていて、たぶん気にしていなければ通り過ぎていたと思う。
駅というより、小さなお城という風情だね。
で、隣の国光バスターミナルを無事に見つけた。
少し広い場所を見つけて、初めての
自転車輪行
解体作業開始。
とまあ、こんな感じで説明書を読みながら20分ぐらいで作業終了。
(写真は台北についてから組み立ての様子を撮ったものです)
途中、不思議そうにこっちを見ている、おじさんも居たりして、焦ってしまった。(こっちもなれない作業なので、見られていると緊張する)
バスターミナルに入ってチケットを買う。いつも英語が通じないので、気合を入れて向かってみる。
例によって、中学生英語で「タイペイ、ワン」「ウィズ、バイスクルOK」と言って輪行の袋を指さしてみる。
英語も大丈夫のようで、いろいろ説明してくれて、次のバスの時間を教えてくれてチケットをくれた。
無事に、自転車も運べそうだ。
なんと、料金は時期によって変動するらしい。今回は470元だった。
台中までは、240元、なぜか桃園までは台北より高い500元だった(不思議)
バスに乗ったらすぐに結構な雨が降り始めた。判断を間違えていなかったということで、少し満足した。
いよいよ台北に戻ることになる。