嘉義が近づいてきた
平坦な道の続く1日
国道1号を走っていると、通りの雰囲気が変わってきた。市街地が近づいてきたのだ。
まめな休憩は功を奏したようで、また、今日の行程に坂道がないためか、意外と順調に嘉義の街の外縁部にたどり着いた。
90キロはすでに走った。ここまで来れば、今日中に中心部までたどり着ける。
とはいえ、昼、30度は超えている。道路沿いに見かけた百貨店で、しばらく涼むことにした。
台湾には日系のデパートもいろいろあるが、「耐斯松屋時尚百貨」と書いてあるので、この店も、松屋の系列かもしれない。
とりあえず、自転車を置いて少し涼ませてもらった。
休憩しながら、ネットを漁ってみた。
嘉義駅の手前に「北門駅」という日本風の駅があり観光地化されているようだ。例の統治時代の遺物なんだと思う。
とりあえず、お茶でもするかと、そちらに自転車を向ける。
なるほど、行ってみると、昔懐かしい、ぽっぽや風の駅舎が残っている。
日本人にとっては懐かしい感じのする駅舎だ。
台湾の方にとってみると、こういうものを保存しておこうと思う気持ちは、何処から生まれるのか?
統治下だったことに嫌な感覚を持っている人もいるのではないかと勘ぐってしまうが、台湾の方が抱いている親日感情が打ち勝っているのだと思う。
駅近くのお寺?で強烈な中国式爆竹の音が響いている。
最初は何なんだ?と思ったら、お祭りをしているようだ。道路が赤くなるぐらい、爆竹は連続して鳴っている。
今日は、お祭りの様だ 。
爆竹 が大量にならされるのを見ると、ここはやはり中華圏だと感じる面もある。
しかしこの量、半端な量ではない。
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