そして雨の日々が始まった
嘉義の街から出発
環島6日目、ホテルでの簡単な朝食を済ませて、自転車に跨った。
24時間営業の現地ではお馴染みスーパー「頂好 Wellcome」に向かう。まずは水とスポーツドリンクの確保だ。
スーパーを出て5分。すでに雨が強くなってきた。
・・・・・・・
どよーん
がっかり
嘉義駅に戻ろう。
昨日の予定通り、
自転車と一緒に電車に乗る
ことにした。
駅員に誘導されたホームで待っていると、なかなか、モダンな感じの電車。
とおもいきや、
私の乗る電車は隣のホームのかなり年代物、自転車を置く場所などなく、一番端っこの席に誘導されただけ。
勝手にポールに自転車を括り付けた。
最後尾車両はまだ誰も乗っていない。が、途中駅でどんどん人が増えて、若干座れない人がいる程度までの込み具合となった。
生まれて初めて、自転車と一緒に電車に乗った。
わかったこととしては、
- どう工夫しても、2席を占領してしまう
- チェーンなどの汚れを他の人につけないように気を遣う
- 周りの方からすると、邪魔だと思われて当然
電車での長距離移動がなぜできないかが分かった気がした。はっきり言って、邪魔だ。
どんどん、雨足が強まる中、電車は高雄駅に到着。
もうほんとに土砂降りで駅に足止め。
時間もあるので、ホテルを探してネットで予約。
駅のマクドナルドにて2時間程度時間をつぶしたが、一向に雨足は弱まらない。
最終的には駅で傘を買い、傘を差しながら自転車を引いてホテルに向かった。
近くのホテルだと思って予約したのだが、地下鉄で2駅も先のホテルだった。
高雄到着から3時間後、雨の中ホテルに到着。
またもや、靴の中までずぶ濡れになった。
山で土砂降りになるよりずっと気持ちは楽だ。
濡れたといってももう慣れっこだ。
と、自分に言い聞かせたが、明日から5日間、毎日この調子だと、自転車に乗るのはまず無理。
台北に帰るのも一苦労の気がする。
結局この日は、夕方までずっと雨だった。
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