台湾から自転車を持ち帰る成田編
成田からの自転車運搬
台湾から無事に成田に着いた。
段ボールにきちんとパッキングされた自転車荷物の受け取りも、ターンテーブルではなく、係のお兄さんが、精密機械扱い?として手持ちで渡してくれた。
さて、成田の空港からどうやって帰るかについても悩ましい。私は、都内の中心部に住んでいるのだが、そこで、運搬方法として、考えられる手段は
- 自転車を組み立てて、乗って帰る
- リムジンや、空港バスで都心まで乗っていく
- 成田エクスプレス、スカイライナーで都心までいく
→都心に着くのはいいが、そこから家までどうするかが問題
成田から大型タクシーという手もあるが、私の、お財布事情には合わなさそうだ。
でも、日本に帰ってくるとやっぱり、日本語が通じることに嬉しさが感じられる。意思疎通が簡単!!
まずは、最近一番よく使っている東京行きバス(東京シャトル)のチケット窓口に行ってみた。
私「これを乗せて、東京まで行けますか?」
係の人「自転車ですよね、だめです」
私「大きさがダメなんですか?」
係の人「壊れたときに問題になるからダメなんです」
私「壊れませんよ、しっかり梱包してありますから」
押し問答、の後
係の人「今回だけ見逃します」
私「助かります、ありがとうございます」
それから、バスに荷物を載せる際にも、先ほどとは別の係の方に「壊れても保証しません。次回からだめですよ」と言われた。
私自身は、次回は多分ないような気がするが、「ありがとうございます」と言って乗せてもらった。
私は、スカイライナーには乗った経験がある。多分あの車両構成からすると、荷物置き場に置いていけるとあたりはつけていた。上野まで運べれば、今夜は上野駅近くの知人宅に自転車を置いておいてもらい、後日組み立てに行けばいいと考えていたが、とりあえず、今回はバスに乗せてもらえた。
バス停で、バスを待つ30分の間に、私の自転車(段ボール)は、海外のバス待ちの方の背もたれ、ひじ掛けにされていたが、「皆さんお疲れ、エブリバディ、タイヤード、OK」どっから来たの、程度の会話で、ちょっとした国際交流が行えた。
で、東京駅に着いたのはいいのだが、やはりここから家までどうするかが問題。
タクシーに何台か当たったが、乗せられないと断られた。と一台のプリウスαのタクシー発見。お願いしたら何とか乗せられた。
タクシーの運転手は、台北の運転手に負けず劣らす、終始話しっぱなしだったが、日本語なので理解できるわけで、安心感はある。自転車の運転に気を付けるように何回も説教されたのは少し閉口だったが、まあ乗せてくれるだけでもありがたいと思わなければ。
御飯の時間には、家に着きましたとさ。
成田や、東京駅で、荷解きして、自転車を組み立てて帰ることも考えたが、タイヤの空気が抜けていた事、ブレーキハンドルまで一部ばらしてあったので、組むのは厄介だったはずで、バス&タクシーは正解だったと言えると思う。
運搬編は、おしまい。
写真は関係はないが、台北を出たあたりだと思う(記憶は曖昧)。写真手前のレーンはバイク、自転車専用。
かなり走りやすい。