ご来光と火雞肉飯
山岳列車、阿里山
日本人の方からすると、台湾の街まして、嘉義といっても、ピンとこないかもしれない。私も環島しないかぎり、嘉義って昔の偉人?名前?って感じでした。
街の印象は、一地方都市という感じで、東京近郊なら小田原あたりを想像して貰えばいいのかもしれない。
都市の規模からいうともう少し大きなイメージ。
例えば、千葉に行くと、ピーナッツ、横浜ではシュウマイ、中華街、埼玉はスーパーアリーナ?など、思いつくものが食べ物だったり名所だったり、色々あると思う。
で、嘉義といえば、阿里山と、雞肉飯。
小田原から箱根に向けては登山列車(山岳列車)が走っている。
同じように嘉義から阿里山という山々に山岳列車が走っている。現在は、崖崩れで一部不通になっているようだが、この列車に乗ること自体がイベント化しているようだ。
日本でも、箱根や、碓氷峠など山を走る列車はいろいろな仕組みがある(あった)。
この嘉義の列車も、スイッチバックやら、急カーブ、ループしながらの急坂など面白い仕組みが目白押しらしく、列車ファンにとっての見どころでもあるらしい。
1泊しながら、列車に乗って阿里山に向かい、ご来光(朝日)を見て帰るというのが定番コースらしい。
私も嘉義のホテルで一泊しながらいろいろ情報を集め、日の出を見に行くことも考えたが、天候の関係で行くのは断念した。
以前のブログに、また台湾に行くなら何処か?というのを書いたが、自転車ではちょっと難しい「阿里山、日月潭」といった山間へ行ってみたいと思っている。
食べ物では火雞肉飯
肉や、肉そぼろをかけた、ご飯は台湾では定番中の定番。日ごろ定食屋や、夜市でもよく見かける。
排骨飯(パーコーハン、スペアリブ肉のから揚げご飯)と、魯肉飯(ルーローハン、豚そぼろご飯)は、最もなじみがある食べ物かもしれない。
たまに、雞肉飯(チーローハン)というのも見かける。だが、この街では、これに火の文字がつく
「火雞肉飯」
(ホーチーローハン、七面鳥ご飯)
というのがある。
私にとっては、七面鳥自体、ほとんどなじみがない。
ともかく、嘉義では、鶏肉ではなく、七面鳥の肉を使ったものが主流らしい。
私も、まずはこいつを食べようと定食屋を探しに街に出てみた。
有名店に行ってみたかったが、自転車で疲れていたので、「駅前の店でいいや」と思いなおす。
まあ駅前の店も35年や50年の看板を掲げているのでそれなりの味だと思い、飛び込んでみた。
いつものように苦労してオーダー、今回の場合は、ご飯より他のメニューを頼むのが難しかった。
それと結局値段が聞いてもわからないので、めんどくさくなって、財布から小銭を勝手に持って行ってもらった。
でてきたのはこれ。
七面鳥は少な目だったが、なかなかのお味でした。
鶏肉と七面鳥・・・、味の違いははっきり言ってわからなかった。
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